ワールドシリーズ第5戦が行われている。
怪我のせいかわからないが、ヒットを打てず元気もなくて静かな大谷選手がそこにいるだけで、ドジャースのチーム全体の雰囲気が暗く元気がないように見える。いつも中心になって引っ張ってきた人がこれでは、当然そうなるだろう。
現在2回が終わり、0対4でヤンキースがリードしている。大谷選手はヒットを打てないだろうから、何とか他の選手たちががんばって逆転してもらいたい。
〈追記〉ドジャースは、大谷以外の選手たちが打ち、僅差でなんとか勝った。世界一が決まった後、大谷選手は落ち込むことなく喜んでいた。ヤンキースが勝ってもおかしくない試合だった。運が味方したに過ぎない。野球は個人競技ではない。チームのことを第一に考えて行動するのが一流選手である。この前のオリンピックでも、男子バスケや女子バレー、女子卓球などで、有力選手がケガをし、本人は「がんばって出場する」といって無理を押して試合に出て、さんざんな結果に終わるということがよく見られた。実力が出せない状態で、がんばって出場されるとチームが迷惑することが、本人はわからないのだろうか。ちやほやされてきた選手は、自分は大舞台に出たいという自己中の気持ちが強すぎる。