国民は、安倍派5人衆のうちのベスト4(4人)については「おとがめなし」として、再び国会議員に選んだ。みそぎは済んだ(と世耕氏などは話している)。
国民は、この4人に高市氏を加えた5人を当選させておいて、自民党と公明党を合わせて過半数割れにしたということがどういうことか、わかっているのだろうか。安倍派による古き悪しき自民党政治(派閥政治や政治資金パーティー、統一教会との癒着等々長期間にわたる数々の不適切行為)をすべて許し、今後の継続も許したということである。だって、この5人は安倍氏を神のように思っている人達なのだから。「正義」や「国民」よりも、安倍氏のやって来た事のほうがはるかに重要で大切なのである。これで安倍派は息を吹き返すだろう。石破氏などは吹っ飛んでしまう。せっかく石破氏が、党内の反対を押し切って何とか非公認まで持って行き、あとは国民に託したのに、国民がひどすぎた。
国民は、思考がトンチンカンか、情報不足でなにもわからなかったかのどちらかであろう。