人を笑わせる才能がないのに、お笑い芸人としてテレビに出演している人があまりにも多くなった。お笑い芸人をレベル分けしてみた。

レベル4(素人) 

 身内だけでバカ騒ぎをしている大学生のような芸人グループに参加し、日常会話で周りの芸人達から大笑いの演技をしてもらっているタイプ。

 

レベル3(強要芸人)

 一般人の間では普通に交わされている言葉を思いきり叫ぶ。笑わないとその場が気まずい雰囲気になることを利用して、お客さんや俳優さんなど他の出演者たちに無理に苦笑いをさせるタイプ。

 

レベル2(売れないベテラン)

 自分は面白いことを言ったりやったりできず、他の芸人や一般素人にふる。専門家に質問ばかりしているエセコメンテータータイプ。

 

レベル1(最強)

 笑わないお客さんやスタッフに向かって、「笑えやー!」、「笑いは芸人とお客さんやスタッフみんなでつくりあげるもんやー!!」と怖いほど怒鳴る。劇場のお客さんなどは、もはや怖くて苦笑いもできなくなっている。お金を払ってお笑いを見に来た人たちを固まらせてしまうタイプ。

 

 このように書くと、お笑い芸人達は「じゃあ、お前がやってみろ」と、へんな論理(筋)を言うのだろう。私や一般人は、人を笑わせる能力がないから、お金をもらって対価を払う「仕事」にしていないのである。