「虎に翼」が終わった。

 個人的にはほっとした。特に後半は、視聴者を無視して脚本家が言いたいことを詰め込んだ説教番組のようになっていた。

 寅子は他人の気持ちがわからず、言葉尻を捉えては自己中な思いで攻め続け、それを反省して謝ってばかりいるが、何度でも繰り返す。家族や友達、同僚にこのような人がいたら、とても大変で気が休まらないだろう。みていて、本当に嫌な人だった。

 それにしても、前半で時々歌われた寅子のラップのような歌が、この俳優さんを見るたびに思い出され、今でもトラウマになっている。