深セン市の小学生が亡くなった事件では、いろいろと問題はあるのだが、重体患者の病院間の連携は日本のようになっていたのかということも気になる。
この小学生は、事件から亡くなるまでに結構時間があった。最初に運ばれた病院が大学病院のような設備や技術のある所でなかったとしたら、近くの中核病院などで緊急処置をした後に救急車やヘリで大病院に運ばなければ、死を待つだけになってしまう。そもそも、大病院が近隣にあるのかもわからないが。
国によって命に対する考えや医療システムに差はある。重体になった時にも日本と同じような医療技術や医療設備を求めるのであれば、日本と同等レベルかそれ以上の医療先進国以外には住まないようにするしかない。