スーパーによってはコメが置いてある所もあるが、まだまだ置いていない店の方が多い。

 1家庭1袋限定での販売になっているが、それと共に朝に在庫を全ていっきに店頭に並べるのではなく、お客さんには時間を教えずに5~6回に分けて店頭に並べたほうがよい。そうしないと、早朝や開店前からお客さんを並ばせることになるし、開店直後の9時や10時頃に暇じゃない人はお米を買えないということになる。

 政府は大量にコメを保管しているのに、国民が数か月あまり、米が買えない状態が続いた。普通に考えれば、備蓄米を適切に流通させて国民が困らないようにすればよいのに、政府や官僚はしなかった。おそらく適切に流通させる能力がなかったから、怖くてやめたのだろう。

 国家公務員上級試験の内容や今の人気投票のような国政選挙は、本当に臨機応変に総合的に国民のためになる仕事が素早くできる能力を見定めて振り分けるものになっているだろうか。それらとは全く関係のない別の試験内容、選挙制度になっているような気がする。兵庫県知事の言動が現在問題になっているが、あの人こそが国家公務員上級試験に合格した人を象徴していると思う。政治家たちは言わずもがなであろう。