自民党総裁選立候補予定者たちが、小学生を大臣室に集めて楽しそうに話をしたり、子供を抱っこして振り回したりなど、日常ではやらないことを始めた。

 これまでの国政選挙活動で立候補者が何度も何度も頭を下げ、汗をかき走りながら握手をして回り、声をからして「お願いします」を連呼する場面や、都知事選である候補者が裸になり銭湯に入ってお客さんの背中を流している場面などが思い出された。

 政治家(立候補者)は、国民がどのような基準で国会議員や知事を選んでいると思っているのだろうか。あまりにも国民をバカにしすぎていると思う。

 とはいうものの、国民は過去の不正や業績、言動で判断せず(すでに忘れている)、選挙活動の時に誠実に見えた人や頑張っていた人に投票してしまう。したがって、政治家のそのような国民をバカにした行動は、適切であると言わざるを得ない。国民は、バカということか?