中国は、日本産の水産物輸入を禁止している。主に中国に輸出をしていた日本は、中国以外の販路を開拓中で大変だという。
以前、日本の製薬会社の人もスパイ容疑で中国に拘束された。ひどい扱いだったと後に語っている。中国で働くことは日本で働くことと違う危険性があることを覚悟する必要がある。
サンダルや下着、ビーチボール等、様々な製品に発がん性物質が使われていたことも先日分かった。過去には、肉まんに段ボールを使ったり食堂のテーブルにある紙ナフキンに使用済み生理用品を再利用したものが使われていたなど、気持ち悪いニュースも定期的に目にする。農産物に至っては、農家自身が食べないほどの農薬を振りかけている。もちろんすべての商品がそうというわけではなく、そういう商品も中にはあるということだ。
後を継がせるために弟子入りをさせた中国人に伝統工芸を教えたら、すぐに中国に帰ってそれを広めてしまった、鯖江市が騙されてレッサーパンダを送られた、新幹線技術を流用された、コロナ流行時に中国にある日本の会社が作ったマスクでも日本への輸出禁止にさせられた等々、中国と聞くと悪いニュースばかりが思い出される。最近だけでも、NHKの海外ニュースで雇っていた中国人アナウンサーが生放送で「尖閣諸島は中国の物だ」「南京大虐殺を忘れるな」などと原稿にないことを伝える、中国人旅行者が靖国神社にスプレーで落書きをする、中国人が奈良の鹿を蹴ったりたたいたりからかったりする等、いとまがない。日本にとって、あるいは世界にとって中国が何か良いことをしたというニュースの記憶が私には1つもないのである。日本のマスコミが意図的にそうしているのだろうか。それとも本当にないのだろうか。
中国(人)と関わることには一定の危険性が伴うことを認識し、あとで「知らなかった」、「こうなると思わなかった」と後悔しないように、中国政府や中国人の過去のやり方を分析し、事前に「覚悟と対策」だけはしておいたほうがよいだろう。特に、なくてはとても困るような薬や食料、工業用の材料などを中国に大きく依存してしまうと、それを盾に身勝手な要求をしてくることにも日本は十分気を付けなければいけない(当然わかっていると思うが、日本はやってしまうので)。