誹謗中傷の意味を調べると、「悪口や根拠のない嘘などを言って、他人を傷つける行為」とある。
まさにこの通りであり、ただの悪口や根拠のない思い込みで他人を傷つけてはいけない。
しかし、最近は根拠のある適切な批判に対して、「誹謗中傷だ」と言って正当化しようとしたり炎上にむけて口火を切ったりする狭い教養、情報不足、自己中の人が非常に多い。
不適切な発言や行為については、本人が今後はやらないようにさせたり、社会規範を維持したりするためにも(同じような人が今後出てこないようにするためにも)、根拠に基づいて適切に指摘、批判をすることは重要である。しかしそれに対して「誹謗中傷発見!」とばかりに、それこそ誹謗中傷で返してくる人は非常に多い。かくして、大炎上、言い争いが始まる。
何かを見聞きして「誹謗中傷だ!」と言う人は、よくよく考えたり調べたりしてからのほうがよいだろう。そして、事実と自分の考えをきちんと分け、それが読み手や聞き手にわかるように表現することも重要である。