富士山で、具合が悪くなった、動けなくなったということで救助要請をする人が非常に多いという。
軽装で登山する外国人や日本人高齢者も多く、何かあっても電話をすればすぐに助けにきてくれると思って気軽に登っていくのだと思われる。
自分は富士山登山をして大丈夫なのか、自分の登山経験や体力、富士山の情報や準備などについてもっと慎重に真剣に検討してもらうために、救助要請の出動や山小屋にある診療所の料金を高額にするのも一案だろう。例えば、救助出動1回30万円、診療所利用は1回10万円にすると、サンダルで登ったりTシャツで弾丸登山をしたり、あるいは高齢者が登ったりすることも減るのではないだろうか。もちろん、周到な準備をして登山をしても大けがをしてしまうこともある。そのような重症、重体患者については医師の判断で料金を3割程度にしてもよいだろう。
富士山は有名だから普通に登れる山だと思っている人が多い。おそらく私は、登れなくはないだろうがけっこう厳しいと思うし、今の富士山は非常に混雑していて何が起こるかわからないので、富士山登山には挑戦しない(登山道が渋滞して余計に時間がかかってしまったりすぐ前をふざけながら登っている外国人がこちらに倒れこんできて転倒させられたりなど)。