菅義偉前首相が、岸田首相の総裁選不出馬表明をうけて「自民が崩壊しめちゃくちゃになる危機をとりあえずは逃れたと思う」と語った。
党内の裏金問題や独裁政治（派閥政治）問題等々の改善に向けて一人で戦ってきた岸田氏が、それをされては困る議員たちに妥協しただけのように見えるのは私だけだろうか。
現職大臣たちも、次々に政治資金パーティーを復活させている。安部派の役職を辞任した面々もそろそろ復活してくるだろう。麻生氏と茂木氏は、派閥の数を残している。岸田氏がやめると、一気に元のすごい自民党に戻るだろう。岸田氏がいくら国民目線で誠実に取り組んでも、一人では改善できない。方法は一つ、国政選挙の時に国民がだれに投票するかにかかっている。地域のために橋や道路、病院を作ってくれたから投票する、選挙活動の時に握手をしてくれて感じがよかったから投票するなどといったことは、間違ってもしないようにしなければいけない。国民よ、少しは頑張ってくれ（投票が国民の生活や国の運命に直結することをわかってほしい）。