パリ五輪が閉会した。
日本が負けた試合を振り返ると、最初はリードしていたが突然流れが変わり大逆転をされたり、最終セットの後半まで同点でも最後はせり負けたりする試合が目立った。テレビ放映された競技に限って言えば、初めから全く歯が立たないという選手やチームはほとんどなかった。
原因として、①国民性(心配性の緊張しい、自信を持てない、周りに気を使いすぎる等)、②試合に臨む姿勢(闘争心や集中力、踏ん張り力等)、③セルフコントロール(心が動きやすい上に、気持ちをコントロールできない)などが考えられる。
体力や技術はもちろん大切だが、それだけではオリンピックで実力を出せずに終わってしまう場合が多々出てくる。上のような原因についてもおろそかにせず、克服に向けて国として取り組むこと(計画、訓練、日常生活指導等)が重要であろう。