今テレビをつけて、早稲田実業の試合を見てみた。両校からは、例年通りのほどほどの応援の音が聞こえてくる。平和で心地よい。

 昨日のパリ五輪女子卓球団体決勝は、残念ながら今回も日本は銀メダルに終わった。決勝戦の会場はほとんどが中国の応援団で、声のボリュームがすごかった。うるさ過ぎて耳をふさいでいる観客もいたらしい。サーブの構えをしても大声を出し続け、審判から注意を受けていた。完全アウェイで独特の雰囲気だった。そんな中で、日本の選手達は耳栓もせずによく耐えたと思う。

 中国の応援の記事を読んで、昨年の慶応義塾高校の応援が思い出された。慶応義塾は、基本的な考え方(目的達成のためには手段を選ばない)や手法(人数や武器などの「数」で敵を圧倒する)が中国と同じように見える。