パリ五輪、男子バレーが逆転負け
日本が2セット先取し、3セット目もリードしてあと1点というところまでいったが、大事な場面で日本はタッチ狙いの無謀なアタックをうち、はずれて相手の点数になった。それまでと同じように相手コートにアタックすればよかったのに、賭けに出てしまった。外れたら致命的になる場面だったので、3セット目は逆転されてイタリアに取られた。
それからは負けまで一直線だろうと思いテレビを消した。終わった頃にネットニュースを見たら、やはり大逆転でイタリアに負けていた。
バレーだけではないが、日本は「ここが分岐点」という重要な場面で、変な考えを起こしまずい攻撃をして失敗し、そこから大逆転で負けるというパターンがあまりにも多すぎる。卓球でも、試合を左右する重要な1本の場面になると急に無理な台上払いをしてミスをし、4年に1度のオリンピックを負けにもっていく。私には、意図がわからない。日本選手は、現実を早く理解しなければ、いつまでも続けてしまう。
勝敗を左右する重要な場面では、正攻法で最大集中が基本である。日本選手は肝に銘じたほうがよい。