NHKのドラマ「虎に翼」の主人公である寅子は、相手の言葉尻を捉えてその部分を集中攻撃する。相手の真意を曲解して文句を言い、相手を悲しませる。自分ができない理想を振りかざしたり、「自分はできる」と胸を張って嘘を言う。寅子が友人や家族であれば、周囲は本当に大変だと思う。勘違いが甚だしい「やるやる詐欺」のように見えてしまう。

 このような「やるやる詐欺」的人物は、他の分野にも結構いる。スポーツ選手の中には、手をたたいてボールを要求しておいて相手コート外に打ったりまともに相手ブロックに打って自爆したりなど、ここぞという場面ではいつもきめきれずにチームメイトからいまいち信頼されず、その結果選手同士の疑心暗鬼を壮大させてチームのまとまりを作らせなかったり人もいるし、政治家たちは選挙の際には街頭演説で立派な一般論を言うが、実際には無理なことばかりである(政党政治だからということもあるし専門性や能力の問題もある)。テレビ局も、・・・。あれ、あそこは初めから「やる(第三者のみによる社内調査など)」とは言わないか。