ホテルや旅館から、備品や空気清浄機、テレビなどが持ち帰られて困っているとテレビで放送していた。
日本に住む中国人が急激に増えているという。中国のSNSには、盗むところの動画も複数アップされていた。移民の受け入れが進む中、忘れてはいけないことは、日本以外の国で育った人は日本の学校において日々繰り返し厳しく道徳教育(思いやりや正義感、責任感、奉仕の精神等々)やマナー、日本のルール、慣習の指導を受けてこなかった人であるということだ。義務教育の9年間、膨大な量のこれらの教育を全く受けない人は一体どのような人になるのだろうか。私には想像もつかない。
もちろん、日本以外の国の学校でも、日本の道徳教育らしいものが多少はあるのだろう。しかし、その程度が日本よりはるかに少なく緩いために、日本人は世界から「いい人だ」と思われるようになっているのだろう。
移民を受け入れるということは、日本人と同じ道徳教育をうけていない人、ルール(街にごみを捨てない、公共の場で大声で話さない、信号などのきまりを守るなど)や価値観を共有していない人を受け入れるということである。そうなると、これまでの秩序があり、お互いの思いやりで成り立っていた日本社会が崩壊していくことでもある。日本に移住する人に数か月間の研修義務を課すなどしてこれを防ぐのか、仕方がないものとしてあきらめ放置するのか、その中間をとるか、まずは目標と覚悟を決めてから、移民対応について行動をしたほうがよいだろう。政府による見切り発車の後手後手対応はもう見たくない。