経験豊かで教師としての知識や技術に優れた子ども思いの素晴らしい教師が次々に学校を去り、事なかれ主義のいい加減な鈍感教師だけが生き残り現場に溢れていく。現場や教育委員会(指導主事)は、経験不足の若い勘違い教員でいっぱいだ。一般の会社や大企業、省庁なども、そうなのだろうか。「若い=経験が少ない(幅広い知識が少ない)」は事実だ。だから若い人が主幹教諭、指導主事、教頭になることには賛成できない。指導を受ける身分のベテラン教員たちが迷惑する。
教育は人を作り、ひいては日本や世界の平和や人類の幸福を作る。学校教育だけは、聖域でなければいけない。教員の世界は、放課後などにベテラン教員が若い教員に個人的に様々なことを伝えていくような職人の世界だと思っている。放課後、若い教頭による嫌がらせのような時間だけをとる研修の繰り返しは、学校教育の質をどんどん低下させていくだろう。管理職たちの体裁や出世などは、現場の第一線にいるベテラン教員や新任教員には関係ない。