昔アパートに住んでいた時、医学部の近くにいた時は他の部屋の人は友達を部屋に入れて騒いだり大音量で音楽をきいたりすることなく、いつも静かに勉強ばかりしていた。ゴミ捨て場には難しい専門書が、よく束になって捨てられていた。
その後、5流大学の近くのアパートに引越したら、しょっちゅう男を連れ込んで昼夜かまわず大声でさけんだり壁をたたいたりする女子大生や、友人を部屋に集めて夜遅くまで大騒ぎをしたりしていた。
年齢も学校段階(大学)も同じなのに、大学や学部が違っただけでこうも人は違うのだろうか。よく偏差値や大学名で人を判断してはいけないと言われるが(判断できないから)、決してそうではなく、一部の例外を除き基本的にはそこにふさわしいレベルの人々が集まり、又は染まっていくのが現実であろう。一流企業の中には、大学名で就職面接すら断る所があると聞いたことがあるが、現実的で適切な判断だと思う。一流大学と底辺大学の学生では、知識も思考力も常識もやり続ける力も根性も天と地の差であろう。
では、かるい学生や事件を起こす学生が目立つ慶応大学はどうなんだと言われるかもしれないが、慶応はエスカレーター方式の上に様々な選抜方式があって、やり方によっては言葉巧みの高卒お笑い芸人でも大学院に入学できてしまうようなところなので、様々なレベルの人がいる。だから、慶応関係のあやしいコメンテーターも多い。個人的には、慶応は上もいるが下もいる特異な大学だととらえている。