どこかの市長が、女性の部下に対して「頭ポンポン」した行為などがセクハラに認定された。

 その後、この「頭ポンポン」が話題になっているが、私はこれを聞いて、男性から女性への「頭ポンポン」はあるのに(相手によっては喜ぶ女性が多いのに)、なぜその逆の行為はないのだろうかと不思議に感じた。

 同じようなことで、結婚している夫婦間において、夫が妻を呼ぶ時に名前を呼び捨てにすることが多いのに、なぜその逆の行為(妻が夫の名前を呼び捨ての形で言うこと)はないのだろうか。

 私は男女差別意識によるものだと思うが、どうだろう。老婆心ながら、古来からのならわしだとか社会の慣習だという人が多いと思うが、そこに男女差別意識があるということである。

 日本社会には、現代の考え方にそぐわない古くから続く習慣や伝統が数多くある。それらの矛盾を、今一つ一つ下から直している所なのかもしれないが、先におおもとの考え方を整理し共通理解を図るほうが、枝葉の具体的言動や振る舞いも改善されやすいように思う。