今日も各地で、高齢者による車の急発進で事故が起きた。奈良の東大寺では、79歳の運転手がブレーキとアクセルを踏み間違え、観光客をはねて死亡させた。

 今、自動車会社は自動運転やEVの開発に躍起だが、急発進(アクセルを一気に踏み込むこと)を防ぐ機能を開発してすべての自動車につけることが、最優先ではないだろうか。

 昨日スーパーの駐車場に行った時、運転席から顔だけ見えるようなとても小さくなったおばあさんが運転する車が、私の車の隣に駐車した。しばらく車内から見ていたら、ゆっくり車から降り、後部ドアを開けて、押す仕組みの小さなかご(小さな乳母車のようなもの)を降ろして、それを押しながら腰を45度ほど曲げてヨタヨタと店内に入っていった。これほどのお年寄りが車を運転していたことにとても驚いた。おそらく、とっさの判断や行動は不可能だと思うので、かなり前方で誰かが車道に飛び出してきても、ブレーキをかける暇もなくぶつかるだろう。日本では、このような人も車を運転することが可能でなので、免許制度を変えたほうがよいだろう。と言うよりも、変えなければいけない。