吉本芸人の小籔氏が「この問題について、立場的に松本さんの後輩、同じ会社、芸人だってことがあるので、余計真ん中のコメントしないといけないと思うんですよ」と述べる所まではよかったが、その後、「僕の印象は、あんだけ金持ちで売れてるのに末端にもお笑いの意見聞いてくれます。なので僕は、松本さんの人物像だけで言うと、他人の意見取り入れようとしてくれる人なんやっていうのは、僕びっくりしました」、「みんなが思ってるほど、他人の話を聞かない人ではない」と力説した。
もし前半の主張通りにしたいのであれば、後半のような松本氏の良い部分を述べた後に、一方こういうところもあると、松本氏の不適切な行為のことも同程度の分量になるように話さなければいけない。
このことからもわかる通り、松本氏の仲間や同業者が、「公平なコメントをしなければいけない」と立派な建前を言ってみたところで、それはできないことなのである。松本氏の仲間や同業者は、何も話さないほうがよいということだ。我慢ができるのであればの話だが。