中国人のジャーナリストが、能登半島地震を受けて「(中国の)テレビ局の有名アナウンサーまでもが(SNSに)「報いが来たのか」と投稿、3億の「いいね」を集めた。 全く許し難い中傷行為だが、日本の皆さんには、このような不届きな連中はあくまで少数派だということを知ってもらいたい」と、ニューズウィーク日本版に投稿した。
3億人って少数なのだろうか。中国の人口は約14億3千万人だ。SNSを見ない人や、見ている人でもこのアナウンサーの投稿を目にしなかった人などは、全人口の7~8割はいるのではないだろうか。彼の投稿を目にした人だけで3億人が「いいね」を入れたということは、決して少なくない数であろう。
韓国人の多くも、日本人を「嫌い」というレベルではなく、幼い中学生のような子どもも含め、心の底から日本列島は沈没して消滅すればよいといった「憎しみ」を持っていると、韓国の街頭インタビューやアンケート、その他これまでの様々な情報から私はそう理解している。
ロシアや北朝鮮は別にして、中国や韓国のような国の人達(国民や政治家、嘘や偏った情報を流し続けるテレビ局員など全ての人)と、本当に信頼し協力し合える関係を築けるのだろうか。私は、少なくとも今後100年間は無理だと思う。
日本人は、どこの国の人が嫌いということはなく、悪い人や道徳心のない人、きまりやマナーを守らずに秩序を壊す人、自分のことを嫌う人に対しては、どこの国の人であろうと日本人であろうと非常に嫌い、敵視する。それなのに、中国人や韓国人は信用できず好きではないというアンケート結果がでる。それは、世界各国での日本人のイメージアンケートを見ても、中国と韓国だけは、日本が嫌いだという人の割合がとても高いから、そういう人達を日本人も嫌うという構造なのだと思う。ロシアなどはひどいことをやっているが、ロシア人の日本に対するアンケートを見ると、日本が好きだという人の割合が異常に高い。だから、日本人もあまりロシア人が嫌いだとは思わないのではないだろうか(プーチンやロシア政府の人たちを嫌いだと思うだろうが)。
中国と韓国のマスコミ(政府)が、いつまで日本のことを憎むような情報を国民に流すのかに、全てがかかっている。日本はそれに合わせていくしかない。