松本氏の性加害疑惑をうけて、自分も過去に彼から同じようなことをされたという証言が文春へ複数寄せられているという。

 それに対抗するように、ネット上には、彼の笑いに救われたなどの投稿が多数なされ、議論が熱くなっているという。

 しかし、彼の笑いに救われたといったようなことは、彼が性加害をしていたかどうかということと何ら関係がない。死刑になった犯罪者でさえ、過去に落とし物を拾ってあげた、親に優しい言葉をかけた等々、何かしら必ず良いこともしている。しかし、それを千個挙げたとしても、死刑に値する犯罪行為をなかったことにすることはできない。

 論理がおかしい。ネット上で対立する性質のものではない。