卓球の全日本選手権が行われ、伊藤美誠選手は6回戦で負けた結果、パリ五輪シングルス出場は早田ひな選手と平野美宇選手に内定した。伊藤選手の口癖である「試合を楽しみたい」は、6回戦でも実現できたであろうか。

 伊藤選手は技術で勝って、試合で負けた。彼女が心の持ちようを間違った。

 平野選手は周りに感謝をしながらこれまで頑張ってきたという。精神的にも大人になったという。伊藤選手と悪ふざけをしている所から抜け出せたようだった。一方伊藤選手は、いまだに「自分が優勝する」と笑いながら公言したり、試合中によくニヤニヤするなど相手選手に対して敬意を払わなかったり、サーブの時に踊りのような動きをして自分に酔ったりするなど、私から見ると精神的に幼く、ずっと心が不安定に見えていた。そのような人が、技術と精神力が求められる金メダリストになれるわけがない。半年ほど前のブログで、この点を克服すると今回の選手権でいい所まで進み、五輪シングルスに出場できるだろうと書いたが、全く変わらずにこの半年を過ごしたようだ。親であれば自分の子供のことをよくわかっているだろうから、注意をしてやってほしいとも書いたと思う。

 私は、最後は必ず勝つウルトラマンや水戸黄門、V9のジャイアンツを見て育ったので、やはり強い者が好きだ。安心して見ていられるからだと思う。伊藤選手が学生の頃はまだ心も誠実だったので卓球も強かったから、大好きだった。しかし、勝ちが続くにつれて鼻が高くなり、裸の王様となって自滅したように見える。技術は中国人も含めて世界で1番だと今でも思っている。心の持ち方ひとつで彼女の卓球人生を変えることができたのに、アドバイスする人もいなかったのだろう。非常に残念で、かわいそうだ。

 パリの五輪の団体にも彼女はまだ出ないほうがよいと思う。団体内に悪い雰囲気を作ってしまいそうだ。昨年秋の国際大会の団体には彼女はでなかったが、日本の団体には変なふざけた雰囲気はなく、皆が思う存分真剣に力を発揮できていた。

 彼女はまだ若い。少し卓球から離れ、これまでの自分を見つめ、心を育てることに時間を使ってもらいたい。もしそれができれば、4年後のオリンピックでは中国人選手にも勝ってシングルスで金メダルを取るのも夢ではないと私は思っている。