安倍派幹部7人が不起訴となり、それを受けて7人は嘘や責任逃れの言い訳をしていた。それを国民はどのような思いで聞くだろうか、もっと悪者に思われないかと、彼らは考えないのだろうか。それとも、一応考えるが別に国民がどう思おうと何の意味もない、程度に考えるのだろうか。

 この人達は次の国政選挙でも当選し、ずっと政治家を続け、ずっと同じ姿勢、言い訳で生き続けるのだろう。許されないことだと思うが、そうさせているのは、間違いなく彼らに投票する国民である。ひどい国会議員はたくさんいる。女性議員達もすごすぎる。しかし、国民が彼ら、彼女らに国政を任せたいと思い、選び、投票している。

 暴力団や犯罪者、浮浪者など、世の中にはいろいろな人がいる。今の政治家のような悪い人たちも存在して当然であろう。問題は、国政選挙において国民がどのような人に投票して日本の政治家になってもらうかということである。今の国会議員たちが、違法行為、嘘、詭弁、責任逃れの人ばかりになっているのは、国民がそのような人たちを選んだからである。知らなかったとは言わせない。過去に詭弁や責任逃れをやった人はそれができる人なのだから。今の政治が問題ばかりなのは、結果がわかっていてそうなるように投票している国民が問題だからである。悪いのは国民だと思う。自分は自民党に投票していないから悪くないという人もいるかもしれないが、そのような人も参加した国政選挙によって今の議員たちが決まったのであるから、その人も今の政治をつくった一員である。

「では、筆者はどうなんだ」と言われるだろうが、私は腐敗政治を作った一員には死んでもなりたくないので、これまで国政選挙の投票には一度も行ったことがない。実現不可能であろうが、私のような思いで国政選挙での投票者数が0に近づいた時にはじめて、これではよくないと本気で考え、選挙の在り方(必ず人気投票になるから選挙活動を一切廃止するなど)や、悪くない人が国会議員となって自分の意思で政治が行える仕組みを、国民と政治家みんなが真剣に検討し実行に移していくようになると思っている。その実現に向けて1%にも満たない可能性に私は賭けているのである。というか、考えを変えてみたらと促しているつもりである。根本的で解体的な政治改革に向けて全員を本気にさせるとしたら、これ以外に方法がないと私は思っている。このブログでたった一人が途方もないことを言っても意味がないことはわかっているのだが、そうせざるを得ないのである。

 かなり前のことになるが、新聞の投稿欄に送ってみたらとアドバイスを受けたことがあるが、すでにいくつかの全国紙に私の提言が掲載されたことがあった。確か謝礼もあったと思うので、これで小遣い稼ぎをしていこうと思ったが、一度掲載された人は掲載されないと言われ、新聞への投稿はしていない。