羽田空港では、管制官から航空機に対して「ナンバーワン」「ナンバーツー」などの離陸順を表す情報の伝達をやめることになった。
内部でのルールがどのように周知・共有されていたかわからないが、外部の素人からみると、「ナンバーワン」と言われれば、滑走路を利用できる順番が1番だと捉えるだろう。
C滑走路が離陸専用、あるいは着陸専用の滑走路であれば、「ナンバーワン」「ナンバーツー」などと利用する順番を伝えてもよいだろうが、1つの滑走路で離陸と着陸の飛行機が入り混じっているのに、どちらか一方の順番だけを伝えるのはやめたほうがよい。どうしても言うのであれば、離着陸合わせて滑走路を利用できる順番として伝えるのであればわかる。
今回の離着陸入り混じっている中での離陸だけの順番を伝えるというルールは、非常にまずかったと思う。