数百人が避難をしている能登のある体育館では断水しており、仮設トイレも数個しかない。衛生環境が悪化し、発熱や腹痛を訴える人が増えてきているということだ。
日本全国には、現在使われていない仮設トイレが数千個か数万個はあるのではないだろうか。その数十分の一でもよいので、3日後には断水している避難所に到着するようにしてほしかった。
ガソリンはどうか。薪はどうか。飲み水はどうか。
これから徐々にいきわたっていくのだと思うが、人命救助はもちろん、全てにおいてスタートが遅い気がする。例えば、発災の3日後に100個以上の仮設トイレの輸送(近くの役場まででもよい)を開始した県には十億円あげると言われれば、どこの県もかき集めて行動に移したであろう。物理的な問題ではないと思う。