高島屋の「崩れケーキ」について、高島屋は「原因の特定は不可能」と発表した。
このような終わり方はよくない。特定できなかったのは、調査においては素人の高島屋だからであって、専門家を参加させて調査・分析・再検証等をすれば、簡単にわかることだろう。みんなに嘘をつかれてわからないから「もういいや、高島屋が悪いことで終わりにしよう」といった安易であいまいな終わり方は非常によくない。被害者に対しても不誠実だし、今後の抑止にもならない。
原因の特定を不可能にした製造者と配達業者にも、冷凍ケーキを溶かしたか嘘をついた責任がある。被害者がいる以上、加害者が逃れて終わり、ではいけない。
高島屋の今回の短絡的な判断(「私たちがすべて悪い」)は、高島屋ブランドの信頼や好感度をおとしめると思う。普通にきちんと原因を調べて明らかにしたほうがよい。