卓球の伊藤美誠選手が中国選手に負け、パリオリンピックシングルス出場が厳しくなってきた。来年1月の全日本選手権でシングルスの代表2名が決まる。
彼女は技術は世界一だと思うが、なかなか試合に勝てず、卓球選手としてとても残念に思う。練習や試合、日常生活での「気持ちの持ちよう」が原因で試合になかなか勝てないのだと私は思っているが、詳細はこのブログで繰り返し詳しく書いてきたのでここでは省略する。
彼女は、来年の全日本に向けて、「体調管理をしっかりし、楽しんでやりたい」と語った。まだ言っているのかと思った。この「試合を楽しみたい」という気持ちの持ちようがよくないのだが。試合を楽しまなくていいから、プライドを捨て、ハッタリをやめ、自分の気持ちに正直になった状態で、真剣に、集中して試合をしなければ勝てない。試合前にハッタリを言ったり自分の気持ちをごまかしたりすることは、さらに試合中の自分の緊張感を高めてしまい、ミスを連発したり思った通りの試合ができないことに直結するのである。彼女は試合前に自分の気持ちを自分を悪い方向へ追い詰め、自爆していると思う。
彼女は心の底で自分の力に酔っている所があるので、プライドを捨て、何事に対しても謙虚に誠実に、他人に対して思いやりをもって生活や練習、試合をすれば、世界一の実力が出せるようになると思うのだが、来年の全日本までに本人も、監督や仲間もそれに気づくことはないだろう。親だったら気づくようにも思うが。
彼女のプレーを見ていると、中国選手以上の技術を持っているように見える。それが発揮できるようになることを願っている。やはり、強いものが勝つべきであろう。