ジャニタレには、外見がかっこよい人と、そうでない人がいる。そうでないと言っても、「悪い」ということではなく、どこにでもいるごく普通の若者という顔立ちのことである。そのような人は、性格もごく普通の一般的な高校生や大学生といった感じである。こういったジャニタレは、非常にテレビ出演が多い。いまだに続くテレビ局と旧ジャニーズ事務所との癒着関係で、旧ジャニーズ事務所にたのまれ、テレビ局がこれでもかと多用しているのだろう。事務所は、普通の方法では売れないから、あえて猛プッシュしているのだろう。
具体的には中丸氏や相葉氏、国分氏、そして若手グループの知らない一メンバーなどである。個性や特徴、魅力、コミュニケーション能力、視聴者を引き付ける話術(聞きやすい声や話す内容、表現力等)に乏しい。これは悪口ではない。どこにでもいる一般の、ごくごく普通の高校生や大学生と同じということだ。
適材適所は、本人にとっても周囲(この場合は国民)にとっても非常に重要である。適材適所がなされていないために本人たちも本当のところはつらいと思う。高額な収入と人気のために我慢をしていると思われるが、実はこんなことをするような人ではないことは本人も視聴者もみんながわかっていることだろう。そして、何よりも周囲が迷惑をし被害を受けることにもなる。
日曜日の朝から、中丸氏がコメンテーターとして日テレに出演し、本質や関連性、発展性、視聴者の関心事に関係なく、自分が思いついたどうでもいいような点について早口で喋りまくっていた。自分の持ち時間をつぶせればいいといった感じだ。日曜夜の「相葉マナブ」は、相葉氏と小峠氏、ハナコの岡部氏、あばれる君、ハライチの澤部氏などだ。相葉氏以外のメンバーが番組を楽しくしている。あそこに相葉氏が必要ない。いる意味がない。明らかにジャニタレだから、忖度や圧力で彼の看板番組として放送しているのだ。彼らには、もっと適した他の職業がある。責任をもって地道に黙々とやる仕事などがあっているだろう(個人的には、電車の車掌さんやパン職人などがぴったりだと思う)。表現者にはそれなりのオーラ(外見、振る舞い)や性格、魅力、能力が、そしてコメンテーターにはそれなりの知識や論理性、話術が求められる。
そもそも論でいうと、今朝の情報番組での中丸氏は、ずっと前の机に肘をつき体重をあずけたダラッとした格好で参加していたし、ネクタイ、スーツを着ていながら白い靴下を履いていた。まずは一般人並みになる必要があろう。
マスコミ業界は、いまだに何でもありの状況で、ジャニタレ優遇措置といった不公平・不公正の番組作りが続いている。テレビ局や旧ジャニーズ事務所は、生まれ変わるつもりが本当にあるのだろうか。いや、生まれ変わった状況というものがおそらく想像できず、世間の反応を見ながら手探りで番組作りをやっているように見える。だれか、テレビ局やジャニタレ達にいろいろと教えてあげる人はいないのだろうか。