フジテレビ「FNS歌謡祭」の司会は、今年もジャニタレの相葉雅紀氏となった。

 彼に対しては、「声が聞き取りにくい」、「カンペをひたすら読むだけ」、「出演歌手とのやり取りがグダグダ」など、これまで多くの批判があったが、フジテレビは視聴者の多くの声や能力主義を排除し、忖度や癒着(過去の人間関係)営業の姿勢をいまだに貫いている。

「反省(第三者委員会による社内調査と委員会による公表)なしに進歩なし」である。

 

 話は逸れるが、そもそも相葉氏は芸能人として、オーラや個性、特徴、魅力に乏しく、外見も普通の若者だ。芸能人には向いていないと思うが、ジャニーズ事務所の力、圧力によって今の地位を得た。視聴者もつらいが本人も大変だと思う。人には適材適所の仕事がある。それをはずすと周りも本人も不幸である。彼ばかりではなく、中丸氏や国分太一氏等、ジャニタレにはごくごく普通の暗めの若者が、ジャニーズ事務所の圧力でデビューし、ジャニーズ事務所の圧力でこれでもかとテレビに出演し続け、今の地位を得た人が多い。これは悪口ではなく、適材適所が重要だということである。中丸氏にしても、相葉氏にしても、自分を最大限に生かせる仕事が他にたくさんあると思うのである。ジャニタレ達を見ていると、一般人が無理をしているような人が多く、見ていてつらくなる。彼らは、有名人であり続け、高収入が得られるので、頑張ってやっているのだろうが、芸能人は相手(国民)があっての仕事だ。そのあたりも少しは考えてもらいたいと思うのである