宝塚歌劇団の公演が、本日からはじまった。
自殺者がでて、その原因にいじめやパワハラの疑惑があり、遺族と真っ向から対立している中で公演を強行するとは、自分たちのことしか考えておらず、普通の感覚ではない感じがする。
ここまで書いて、過去にこのブログに書いた宝塚歌劇団の記事のことが急によみがえってきた。たしか数年前にコロナが大流行している時、芸能人などがコンサートや演劇公演を中止にしているさなか、宝塚歌劇団だけが強行して公演をやろうとしたが、世間から非難を受けてようやく中止にしたことを記事にしたことがある。
あれから数年経過したが、宝塚歌劇団の体質は全く変わっていない。自分たちがよければ他のことは関係ないという自己中心的な発想と、それを本当に行動に移してしまう鈍感さ(社会の状況や反応、相手の気持ちがわからない)が根底にあるように感じられる。そういう劇団であれば、いじめもパワハラも言い訳もありなのかな・・・と思ってしまう。
今回自殺者が出て、その原因が解明されず、改善策も出ず、遺族が怒っている中で公演を再開できてしまうような劇団が、今後改善していけるとは私には思えない。上の者が1~2人代わったようだが、それがあっての今日の公演である。何も変われないし、何もわかっていないと思う。