高畑裕太氏は2019年に芸能界に戻り、今月には東京芸術劇場で演劇公演があるという。
彼は事件後(逮捕されたが大金を払って示談にした)、遺品整理の仕事や介護施設でヘルパー(3年間)をやり、その後に芸能界に復帰した。
素朴な印象として、施設職員をみそぎの道具として利用しているようにみえ、これをやれば元の輝かしい芸能界に戻れるという考えや行動に、怒りがわいてくる。極楽とんぼでの山本圭一氏が寺修行(3か月で逃げ出した)を経て芸能界に復帰したことも思い出される。施設やお寺などは、不祥事を起こした芸能人からは、最短復帰のための道具(免罪符)として低く見られているのだろう。
一般の会社員や公務員があのような事件を起こせば、事実上再び仕事に戻ることはない(道義や信頼、責任の点から)。しかし芸能人は数か月から数年程度待てば、麻薬であろうと当て逃げであろいうと、ほとんどの場合は再び輝かしい世界に戻れるようになっている(メディア業界全体で許している)。お笑い芸人に至っては、起こした事件をネタに金もうけができる。
芸能人って、どこまで差別(優遇)されているのだろうか。メディア業界全体の慣習や思考が、今の時代や世界の流れから外れていると思う。