ドラマが好きでよく見ているが、秋の新番組がそろそろスタートし始めた。今日はフジテレビで新しいドラマ「ONE DAY」がスタートする。主役は「JIN-仁-」で素晴らしい演技で高視聴率をおさめた大沢たかお氏と中谷美紀氏だ。これ以上の配役は無いと思ったが、よく見ると主役は3人ということで、もう一人がジャニタレの二宮和也氏ということだ。

 彼に限ったことではないが、ジャニタレは表現力に乏しく、棒読みで叫んだり顔をしかめたりなど数個の表現方法しかないために、深みのない学芸会のように見えてしまう。腹から声を出せるジャニタレ俳優もいない。喉だけで口も開けずに早口で話すから、高校生の世間話のように軽く聞こえる。細かな感情を声や顔の微妙な動きで表したり、迫力を出したりは無理だと私は思っている。背の高さや体形などについても最低限の水準は求められる。ドラマや歌手などでテレビに出るのは、本当にむいていないと思う。では、個性や才能に乏しい一般人のような人が、なぜこれほど毎日のようにテレビに出て主役級の扱いをされているのかというと、それはこれまでのジャニーズ事務所による脅迫営業の成果に他ならない。ジャニタレも脅迫営業を全く知らなかったとは思えない。当事者なのだから。そうであれば、「ジャニタレたちは全く関係がない」、「被害者だから、今後も守られなければいけない」という主張にも疑問が出てくる。

 話がそれたが、大沢氏と中谷氏のゴールデンコンビで、さらに予告を見ると江口洋介氏や佐藤浩市氏、小手伸也氏などベテラン俳優も出演するようだ。どうしても見たいのであるが、ジャニタレの幼い演技は見たくない。悩むところだが、おそらく見ないだろう。

 番宣を見ると、大沢氏、中谷氏、二宮氏の3人の主役の表示順は最初に二宮和也氏の名前が書かれているので実質彼が主役で、最高のベテランたちが彼をサポートするというドラマなのだろう。なぜそこまでしてジャニタレを・・・。テレビ局によるジャニタレ忖度には限度がない。短時間で大人(テレビ局員)の考え方を根底から変えることは不可能なのだろう。

 

〈追記〉どんなドラマか、初めの数分見てみた。どの俳優が1番初めに画面に出てくるか確認したかったからだ。それによって、どういう目的で作られた番組なのかがわかるからだ。1分ほどして人物の顔が出てきた。ジャニタレの二宮氏だ。ジャニタレありきのドラマだ。速攻でNHKに変えた。