ジャニーズ事務所をやめるジャニタレ達が出てきた。
重要なことは、どこの事務所のタレントかということではなく、脅迫営業によって今の地位や莫大な収入を得てきたタレントかどうかということである。
ジャニーズ事務所の悪質な営業手法の犠牲者という見方もできるのだが、事務所の脅迫営業は本人達もわかっていての活動だったはずなので、事務所のみが悪いとも言い切れない。いずれにせよ、そのような不正な方法で手に入れた今の地位は、返すというか清算して0スタートに(正常な営業方針の他の事務所に分散)する必要がある。元に戻さないといけない。例えば、不正な方法(裏口入学での点数水増しなど)で大学に入学し、それがばれた場合は入学が取り消しになり、元のスタートラインに戻ってもらい、新たに受験をしなおすことになるのと同じである。脅迫営業で得られた今の地位のままというのはあり得ないし、社会秩序の維持のためにも許してはいけないだろう。もちろん、悪質営業によってジャニタレ達が得られた莫大な収入やファンまでを消すことは事実上難しいので、その部分は許さざるを得ないだろう。
ジャニタレ個人が、ジャニーズの新会社と契約する形にするという話もあるが、ジャニーズは完全に変わることはできないため、エージェント特化の新会社に変えたとしても、また露骨ではない軽い圧力やテレビ局による忖度、交換条件などの癒着などは必ず続く。そしてそれはすうじゅうねんかけてエスカレートしていく。東山氏が自ら話していたように、内向きの姿勢や長年かけて作られた認識や傲慢姿勢を完全に変えることは、彼らにはできない。だから、既存の芸能事務所に分散して、そこの営業方針に従ってスタートするしか、0スタートは無理である。