NHKの番組で、ジェンダー平等について議論をしていた。「とにかく女性〇割にしよう」という発想が信じられない。能力に関係なく採用したら、結果がどうなるか誰にでもわかるだろう。

「女性〇割にするために、〇〇をしよう」とならなければおかしい。では何をするかということだが、専門家には根本の原因を良く分析してもらいたい。

 私は、「女性は家庭をしっかり守る」とか「男性にしっかり守ってほしい」、「デート代は男性が払うのが当たり前」等々の、主体となる女性側の意識がまず変わらなければ、すべてが始まらないと思っている。このような意識があれば、男性もそれをかなえてあげようとするからだ。まず女性が甘えや男女差別の考えを捨て、次に男性が今までやってきた様々なあらゆる男女差別をやめる(これはきまりなどで強制的にやってもよい)。そうすると、女性も難関大学進学を目指す割合が男性並みとなり、社会人として働くという意識が一般的となる。そうすると、企業でも官僚でも政治家でも大学教授でも、男性と同じ働きができる女性が増え、数十年後には男女比が自然と半々になっていくだろう。

「女性〇割にしよう」といって、能力のある男性がいるのに能力のない女性を採用することがあるとしたら、それはナンセンスでありジョークのような話である。