処理水放出に関わって、中国からの団体旅行客数が伸び悩んでいると報道されている。
中国人旅行客が夜の公園などで大量にセミやカブトムシをとって持ち帰っているという。セミは食べるようで、カブトムシは高額で売れるそうだ。また、富士山登山道では中国人が立ち入り禁止区域で寝ていたためにパトロールをしていた人に注意をされたら逆切れをして大声で叫び続けるなどのトラブルもいろいろと起こしている。化粧品や薬など、生産が追い付かなくなるような買い方(一品爆買)もする。神のつかいである奈良のシカを殴ったり若い中国人女性が日本の警察官に反抗したりする動画など困った動画も多く上がっている。観光地で写真を撮る時、多くの人が順番待ちをしているのに、撮影スポットでずっとはしゃいでいてなかなか動こうとしない。中国人は、日本に来ても、ルールやマナーを日本に合わせようとしないのである。もちろん日本に来る中国人全員がそうではないが、目立つほどの迷惑行動をする外国人を見ると、中国人の割合が多いだろう。これから日本に押し寄せてこようとしていたのは中国の団体客だ。団体旅行だと家族旅行より費用が掛からず、中国の大都市に住む中国人よりも庶民的な中国人や地方の中国人が多くなるので、余計にルールやマナーが心配だ。
どこの観光地もすでにキャパオーバーとなっている。そこからさらにこのような中国人が大量に入ってくることは、総合的にみると日本にとってマイナスではないだろうか。
処理水の問題で、中国からの団体がキャンセルになっている、「中国からの団体予約が増えない」などのマイナス報道は、旅行会社の立場からのみの報道である。それに、これほど世界中から旅行客が来るようになったのだから、旅行業者は現在も困っているというわけではあるまい。
中国の水産物輸入禁止問題もそうだが、日本の政府は事が起きてからバタバタするのではなくて起きる前に対策をする癖をつけたほうがよい。