中国が日本産の水産物を全面輸入禁止にした。例えばホタテの輸出の半分以上は中国向けだったため、国内にたまってしまい困っているという。

 レアアースでもマスクでも農産物でも、中国からの輸入に頼っているものが政治的判断によって中国にコントロールされ、日本の国益や国民の生命を脅かす事態にも時々陥る。

 輸出でも輸入でも、世界で最も危険な中国(ロシアはまだ話ができるが、中国は話が成立しない)に頼ることは非常に危険であろう。

 全ての品目について輸出入を一国に集中させず、世界の国々にできるだけ広く分散して取引をしなければあまりにも危険である。外交的にも、一国に大きく頼っている品目や分野を武器にされて脅されたり不利な約束をさせられることにもつながってしまう。

 最も危険な国に、日本をコントロールされることは非常にまずい。一刻も早く、すべての品目において中国の依存度を下げることが重要である。