旅番組が好きでよく見る。日曜の朝は、日本テレビの「遠くへ行きたい」とNHKの「小さな旅」の2つの旅番組があるが、どちらも番組始めの音楽(テーマ曲?)が個人的にはとても残念に感じられる。
旅は、趣を味わったり自然を感じたり新しい発見をしたりなど、ポジティブな面が大きい。しかし先の2つの旅番組の音楽の曲調は、過去の悲しい思い出や不安を感じさせるような悲しいものである。音楽のことはよくわからないが、ピアノでいうと黒い鍵盤の音符を多用したり、伸ばし方に特徴がある曲の作り方になっているからではないだろうか。
日曜の朝に2つも旅番組があるので近くなるとそれが楽しみになるはずだが、逆に「そろそろあの悲しく不安になる音楽を聴く朝が来るなあ」と、がっかりな気持ちのほうが大きいのである。日曜日の朝の旅番組なのに、見た後もすっきりと明るく楽しい気持ちになれない。音楽が変わってくれると、どんなに日曜の朝が爽やかになることか。