「現代アート」の展示場が、「とんち秘宝館」に見えるのは私だけなのだろうか。

「芸術」をどのように定義づけるかによって、どのような物でも芸術作品と言うことはできるのだろうが、制作技術の習得に年月を要さず、特別な才能もいらず、工場の溶接技術者が大喜利のような言葉遊びで作れるような作品を「芸術」と呼ぶことに(「アート」という言葉が付いた単語に)、私は違和感を覚えるのである。