韓国の人気DJが大阪の音楽フェスに出演し、水着のような露出の多い服装で観客の近くに行った時に胸に触られるなどの性被害を受け告発をした。
このニュースを聞いて、もし外国のかっこいい男性歌手が、興奮状態のコンサート中に自分の好きな服装(例えばビキニの水着姿など)で女性がたくさんいる観客席に突入したらどうなるだろうかと想像してみた。どんな服装でも、どんな状況でも、体に触れたらセクハラになるのだろうか。腕を引っ張ったら暴行罪なのだろうか。
今回SNSでこの情報を広めたり告発したりして注目を浴びている女性は韓国人のようだが、例えば欧米や日本の有名女性歌手が日本や自国でコンサートをやる時に、水着のような服装で、盛り上がった興奮状態のファンに近づいて触れ合うということはない。では、なぜやらないのだろうか。それは、歌手本人もそうだが、ファンにも悲しい思いをさせる結果になる恐れがあるからであろう。
いろいろな点で「うーん」と思うところの多い出来事である。1つ気になったのは、情報番組を見ていると、すべての論調が「どんな服を着ていても触ってはいけない」という服装1点に絞って結論付けているが、今後のことも考えるとその論理でよいのだろうか。服装だけではなく、服装と場所・状況の関係が重要であるはずだ。
結論は、胸を触ったことは法的に違法、違法行為の蓋然性がある行為は一般常識やマナーとしてやらない、ということではないだろうか。歌手本人も嫌だったであろうし、訴えられた観客も驚きとともに悲しさだけが残った出来事であった。お互い、改善すべき点はあるだろう。