今日は原爆の日である。平和記念式典が広島で行われた。こ ども代表による「平和への誓い」が、立派に述べられていた。冒頭部分は次のようなものだった。
「みなさんにとって「平和」とは何ですか。 争いや戦争がないこと。 差別をせず、違いを認め合うこと。 悪口を言ったり、けんかをしたりせず、みんなが笑顔になれること。 身近なところにも、たくさんの平和があります。」
老化現象である薄毛や太った人、平均より背の低い人、転んだ人や言い間違いをした人、地方出身者等々あらゆる違いをからかい、だれかの悪口を言っては皆で大笑いする。いつも、テレビのお笑いやバラエティ番組で見ているものだ。「冗談だ」、「お笑いだ」と言っても、誰かをからかいバカにして大笑いしあっていることにかわりはない。これを延々と見せられる子供たち、大人たちは、どういう人になっていくかは想像に難くない。
もちろん、そのようなお笑い芸人たちが悪だとは思わない。世間にはピンからキリまで様々な人がいて当たり前だ。問題は、そのようなことを言ったりやったりする芸人達を公共性の高いテレビに出演させて、日本社会に広く差別意識を根付かせ、人との違いをからかい、悪口をいいながら大笑いする文化を定着させているテレビ局が結果的に「平和」を壊しているという点だ。
テレビ局って何のためにあるのだろうと、最近考えることが多い。視聴率から離れ、高い見地から自社の全ての番組を検討する独立した部署を局内に設置することを望む。