「人を外見で判断してはいけない」と言われるが、外見はその人の心(性格や考え方、し好等)が反映されたものなので、その人の内面を判断するのにとても有効である。声や文字だけでは相手のことがよくわからないが、その人の写真を見たり実際に会ってみると、何となくその人のことがわかるものである。

 ネットニュースに、小室圭氏と眞子氏が仲良くニューヨークの街を歩いている写真が載っていた。圭氏に対して、私の印象はよくない。初めはそうではなかったが、頭をちょんまげにした姿を見てからである。例えば横をおしゃれに刈り上げたりするなら男性が髪を結ってもかっこいいかもしれないが、ロン毛ちょんまげにしている人は自己主張が強そうだし、汚らしいうえにかっこわるく見える。これまでの私の経験からくるイメージとしては、髪も毎日洗わず、風呂にもあまり入っていない人や下品なオヤジがやっていそうだ。正直、ロン毛ちょんまげの人と友達になりたいと思う人はそれほど多くはないのではないだろうか(自己主張が強くて清潔感もない印象だから)。

 ニューヨークの街をさっそうと歩く圭氏の写真も、いかんせんロン毛ちょんまげでは、あまり好感が持てない人も多いのではないだろうか。圭氏は外見によって必要以上に損をしているように感じられる。「マイノリティ」や「個性尊重」で好き勝手にやってもいいのだろうが(法の範囲内で)、現実問題として、人の言動は他人からの印象、ひいては社会での自分の立ち位置に影響することも忘れないほうがよいだろう。