中国や韓国野党は、「福一原発の処理水が安全というなら国内で飲めばいい」という。

 放射性物質トリチウムの年間排出量が、韓国では福一原発1つ分の2.2倍~3.3倍の原発が複数、中国が4倍~6.5倍の原発が複数ある。まさか、騒いでいる韓国や中国が安全ではない量のトリチウムを海洋に放出しているわけではあるまい。だからといって、中国や韓国に「自分たちが放出している汚染水を直接飲んでみて」というのは適切ではない。

 小学生でもわかることだが、日本が言う「海に放出しても安全だ」という意味は、世界保健機関の飲料水基準の7分の1に希釈した上で流すために放出後には海水と混じりさらに薄まるので、海産物への危険性はないということである。「じゃあ(処理水を)飲んでみろ」というのは筋が通らない。単なる屁理屈だ。そんな恥ずかしいことを一国の政府や政治家が世界に向けて言えるというのは、自分が何を言っているのか、本当にわからないのかもしれない。自分の理解力をさらけ出すようなものだ。かわいそうなので、誰か周囲の人が教えてあげたほうがよいと思うのだが・・・。 

 それにしても、中国は福一の6倍のトリチウムを海洋に放出して、本当に大丈夫なのだろうか。