休日の朝ということで、NHKでは「相葉雅紀・宮崎美子 世界自然遺産を歩く」という番組が放送されていた。

 奄美大島で見たかったのであるが、朝から相葉氏は私はいいので、残念であるが見なかった。俳優さんなど、ジャニタレ以外の適任者はごまんといたと思うのだが。あえて言うなら、中堅までのジャニタレは表現力やアドリブが普通過ぎるし、地味すぎてオーラがない。司会もレポーターも旅番組のゲスト(いつも一人で浮いてしまう)も、適していないと思う。

 例えば、本上まなみ氏や綾瀬はるか氏などだったら、旅でのアドリブを聞いていても(うまく言えるか)視聴者が気を使わないで済むし、心地よく上手なアドリブで奄美を紹介してくれたと思う。

 そもそもなぜ番組名にベテラン女優の宮崎氏よりも前に相葉氏の名前が来ているのだろうか。

 今日の夜は、ジャニタレの「SONGS」で締めくくりだ。

 NHKのジャニーズ事務所忖度は、限度を超えて徹底している。もうたくさんだ。能力のある芸能人がジャニーズに集まっているのであればわかるが、どちらかというといないほうが番組がよくなる場合が多い。先日民放で放送された歌の祭典のジャニタレ司会者はグダグダだったと批判が多く集まっていたし、旅番組のゲストにジャニタレの1人が出ると話もできずに浮いてしまい、他のゲストたちや視聴者に気を遣わせる。例えば日曜の18時から放送されている料理番組には、バイキングの小峠氏、ハライチの澤部氏、ハナコの岡部氏が出演してとても楽しい番組であるが、なぜかそこにジャニタレの相葉氏が混ざり、「普通オーラ」を出して番組の面白さを軽減している。しかも、番組名が「相葉マナブ」だ。どういうことか訳が分からないが、テレビ局によるジャニーズ事務所への忖度(優遇)と考えれば、すべてが理解できる。

 国連人権委員会は、NHKを含めたテレビ局とジャニーズ事務所との関係についても、徹底的に調べてもらいたい。そうしないと、NHKも民放もジャニーズ事務所への忖度や優遇はやめない。特にNHKには、不公平、不公正な番組作りのために、国民はお金など払いたくない。