河野氏と言うと、ワクチン担当大臣の時に日本でのワクチン接種が他の先進国に比べて極端に遅れたことを思い出す。その遅れが原因で感染して苦しんだり、重症化したり、あるいは命を落としたりした人もいるのだろう。申し訳ありませんでは済まないこともある。
今度は違う大臣になったが、マイナ保険証がご覧のありさまだ。作業がこうなっていた、と他人事のように原因を話すが、事前にそうならないようにするのが大臣の仕事ではないのだろうか。
彼は、どの大臣になっても、国民全体に重大な影響を与えるような大きな失敗をしてきた。本当に大臣としての能力があるのだろうか。彼は以前、自分で自分のことを「実行力、突破力は誰にも引けをとらないと思っております」と豪語していたが、この認識はとても危険だ。予想される結果を精査せずにとりあえずやる(実行力?)、官僚や専門家の意見は蹴散らして猪突猛進!(突破力?)では困る。情報収集能力や分析力、想像力や思考力の他に、調整力や指導力も大臣には必要だ。
あの傲慢さや他人にキレて偉そうに見せるのは、自分の能力の無さを隠すためのハッタリのように見えるのは私だけであろうか。「二度あることは三度ある」。国民や国全体のために、仕事(役職)を選んでもらいたいと思う。財務大臣や防衛大臣、総理大臣など重要ポストについて大きな失敗やミスをしたら、国にとって取り返しのつかない大きな損失を生じかねない。
仕事ぬきでは、とてもいい人だとは思うが・・・。
〈追記:6/15〉毎日新聞が4月に行った世論調査で、「首相にしたい人」の3位が高市早苗議員、そして1位が河野太郎議員という記事を目にした。世論と自分の認識のギャップの大きさに驚愕した。もしかしたら、このブログで書いているほとんどの記事が、国民から大反発をかっている可能性もある。しかし、それはこのブログの目的が達成されているということでもある。このブログの記事を基礎として理解を深め、そしていつか納得してもらい、改革がスタートすることを信じて書いていきたい。