防衛財源確保法案の今日の採決が、野党の反対で見送りとなった。与党は明後日の採決を目指しているという。
与党多数なのですでに結果は出ているのに、野党の反対や延期は何の意味があるのだろうか。
先日、若い国会議員が国会の議場で「与党も野党も茶番!」と書かれたプラカードを掲げて数日間の登院停止となった。当然、すべての国会議員たちも自覚はしているのだろうが、国民にばらしちゃだめだよと怒らてしまったようだ。
〈追記:6/15〉今日、参院委員会で採決することになった。会見で野党は「やむなく採決に応じることにした」と述べた。数日前の反発は何だったのか。高給をもらって何もしないとまずいから、暇つぶしでやっているようにさえ見える。このことについてNHKは「国会審議は山場を迎えた」と報じていた。山場の意味が分からない。NHKもグルで、無理に盛り上げているのだろうか。山も何も、最初から与党の人数が多いのだから、結果は国会での議論や採決の前に(正確には国政選挙直後に)決まっていることだろう。何をみんなが集まって、それこそ茶番劇をやっているのだろうか。