昨晩、日本テレビの「news zero」も、他局による報道に耐えられず、仕方がなくという感じでようやくジャニー喜多川氏の性加害事件について報道した。しかしジャニーズ事務所所属の櫻井キャスターは、そのニュースについて一切話さないばかりか、その場にいないように全く画面に映らなかった。
何の遠慮なのか。何の忖度なのか。彼は一応キャスターだ。日本テレビのニュースキャスターは、日本社会の正義や公平性の維持よりも、力のある一個人の考えや理屈を優先させるのか。日本テレビの報道はこういう姿勢でやっているよと示しているようなものだろう。かえって日本テレビのマイナスになってしまった。今後、何が真実か、本当に偏っていないか、疑わしくて日本テレビのニュースが見れなくなってしまう。
スタッフの中でよく話し合って有働キャスターだけが話すことにしたらしいが、どのような人々が話し合いをするかが重要である。櫻井キャスター、有働キャスター、そしてスタッフの3者がどのような話し合いをしたのか、目に浮かぶようである(結論である昨夜の報道の仕方から)。