韓国の国民の多くは、日本のカルチャーや製品は好きでも、日本や日本人のことは嫌っている。原宿で楽しそうに遊んでいる韓国人高校生すら、インタビューをされると日本は謝罪しろという。
韓国国民がそうなっているのは反日教育が主な原因だと言われるが、果たしてそうだろうか。私は韓国のマスコミが大きな原因のように感じる。
一部のゆがんだ団体や大学教授が狂信的に反日活動をしているが、それらを韓国のマスコミが大きく取り上げて同調する過激な論調をテレビや新聞を通して国民に刷り込むように繰り返す。それによって普通の高校生までが、刷り込まれたままに「(韓国が作った)歴史を直視して」とか「(ユン大統領によると数十回の反省と謝罪を取り消して)謝罪が必要」という言葉を口にするようになっているのではないだろうか。さらに言えば、仮に日本が韓国の言う謝り方(土下座?正座して相手の手にほおずりする?)をしたとしても、韓国は自信をつけてさらに日本攻撃が激しくなってしまうだろう。毎年それをしないと、「反省をしなくなった」「軍国主義復活」などとすごい暴言を言ってくることが目に浮かぶ。それどころか、日本の土下座外交を利用して1つ1つの出来事やすべての分野において、さらに多くの文句や要求を言ってくるくることも想像される。これは、ごく一部の良識ある韓国人には、自分たちの国ならそうするだろうなあと思ってもらえるのではないだろうか。例えば、脅して金を要求する人に「最後だから」と言われて1度金を渡したら、永遠にたかられるのと同じである。そもそも日韓交流の目的が、日本国民(友好、平和優先)と韓国国民(利益優先)では根本的に異なるのである。一致するわけがない。
麻生太郎氏もユン氏に直接話したようだが、政府間でいくら平和に向けて話を進めても、学校やマスコミなどほかの部分での反日活動を改善させなければ、数年後に国民に支持された大統領に変わるとまたすべてを反故にしゴールを動かすので、すべての努力が無駄になる。ユン氏は麻生氏の話をどこまで真剣に聞いただろうか。ユン氏がこの部分に手を付けるかどうかによって、今後の長期的日韓関係が大きく変わってくる。何を教育し、何を学習させるかが、長期的にみて一番大事なのである。