ジャニーズ事務所が、ジャニー喜多川氏の性加害について、自ら調査を始めたという。
所属タレントに聞き取り調査を行っているが、今のところ新たな被害は報告されていないという。被害を受けたとしてもタレントたちは言えるわけがなく、この調査は事務所による二次的なパワハラ加害となる可能性がある(言いたいのに言えない環境や雰囲気)。
ジャニーズ事務所は、喜多川氏が長年行ってきた事実を知らなかったわけがない。にもかかわらず他人事のように調査をしてみせることは、責任逃れのようにもうつる。聞き取り調査は、第三者委員会などを設けて調査をしなければ意味がないどころか、カモフラージュとして利用される可能性もある。また所属タレントたちは、性被害があったにもかかわらず否定し、あるいは黙認した場合、ほう助の罪にあたる可能性も出てくる。軽率な発言はせず、心して調査に協力すべきであろう。正義を貫くためには、あいまいで終わることがないよう警察やマスコミは厳しくみていく必要があると思う。
ジャニーズのタレントについてであるが、いくら元気にふるまっていても個人的にはこれまで健全で明るいイメージをもてなかった。傲慢で自己中で弱いタレントに対しての攻撃性が私には長年感じられてきた。事務所も所属タレントも今回のことを契機として、ウミを全部出し切り生まれ変わったほうが良いと思う。テレビ局も関係を見直して、ニュースキャスターからイベント司会、ドラマ、旅番組まですべてジャニーズタレントという姿勢は終わりにし、公平な制作に切り替えてほしいと思う(プロパーの俳優やジャニーズ事務所以外の実力のあるタレント達が結果的に排除されてしまっている)。